よくあるご質問

WB工法は通気層がありますが、通気層が伝達管になり各部屋に音がつたわりませんか?

通気層がある以上、
音の伝達が全くないとは言い切れません。


しかし、どの住宅でも
間仕切壁は空気層になっていますので、


それほど大きな違いはありません。


今のところWB工法で建てた家で、
音が多きいなどの問題は発生しておりません。

冬通気層が閉まった場合、壁体内結露は起こしませんか?

冬は木材と壁の調湿作用で
壁体内の湿度を調節しています。


(40坪の住宅の場合、木材で2トン、壁で1トンの調湿能力があります)


また、冬通気部材が閉まった状態でも
約10%の通気を確保しており、


この通気により壁体内の湿気を少しずつ逃がします。


湿気が逃げるということは当然、
熱も逃げるということになりますが、


通気による熱の損失量はQ値に換算すると
0.06W/m2Kとなり、


非常に小さな値で建物の温熱を損なうことはありません。

エアコンの冷気が壁体から逃げてしまい、エアコンの効きが悪くなりませんか?

WB工法は、
壁の透湿効果と壁体内の気流で


室内の除湿効果を高めています。


したがって、ビニールクロスを使用した建物に比べると
室内の湿度を低く保つことができます。


これにより、エアコンを使用した際の
除湿エネルギーを減らすことができ、


エアコン効率を上げることができます。


実験棟調べでは、透湿壁の建物とビニール貼りの建物では、
除湿にかかるエネルギーを50.6%減らすことができ、


エアコンの総体的なエネルギーも14.3%削減することができます。
(東京都の気象条件によるシュミレーション結果)

シンプルな家と複雑な家で性能は変わるのですか?

家の形によって性能が
大きく変わるということはありませんが、


開口部の方角や、周辺環境など
(南面が駐車場でコンクリート打ち)によって、


住み心地は変わってきます。


建物の性能は、数字だけでは判断できません。
地域の気候風土を良く知っている工務店と


良くご相談の上、建物の形状や間取りを決めてください。

WB工法で建てると坪当たりいくら高くなるのですか?

WB工法は規格住宅ではありませんので、
断熱材の仕様や構造用パネルの使用によって坪単価は変わります。


お見積りは無料ですので、お気軽にお問合せ下さい。

透湿壁は特殊な構造をしているのですか?

透湿壁といっても、
一般に販売されている石膏ボードに透湿クロスを貼ったり、


珪藻土や漆喰などの自然素材を塗った簡単な構造です。

透湿壁に汚れが付いて、化学物質が透過しなくなることはないのですか?

石膏ボードのスキマは1/1000㎜で、
ホルムアルデヒドの分子の大きさは1/1000万㎜ですので、


油などでベッタリと汚れがつかない限りは、
石膏ボードの通気性が無くなることはありません。

壁体内に入った湿気が室内に戻ってくることはないのですか?

通常、家の中で人が生活している場合、
水蒸気分圧は常に室内側が高くなりますので、


逆転現象はほとんど起こりません。


家の中で人が生活していない場合は、
逆転もありえますが、生活していないのであれば逆転しても問題ありません。

どんな住宅でもWB工法を取り入れることはできますか?

WB工法は木材の調湿機能を活かした工法ですので、
2×4、鉄骨、RC構造では取り入れることはできません。


(断熱の方法や防露対策を充分に行えば可能な場合も在ります。)

防蟻剤を使用した場合、フローヘルスから室内に入ってこないのですか?

フローヘルスから入る空気は床下の空気ですので、
防蟻剤が入ってくる可能性はあります。


しかしWB工法では、
壁体内および室内の空気を常に対流させ


ハットヘルスや熱気排出窓から抜いているので、
室内での濃度が基準値を上回ってしまうことはありません。


夏は実質24時間の機械換気相当の換気が行われています。


注:防蟻材を使用する場合は、
社団法人日本しろあり対策協会が認定している防蟻剤を使用してください。

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