冬通気層が閉まった場合、壁体内結露は起こしませんか?
冬は木材と壁の調湿作用で
壁体内の湿度を調節しています。
(40坪の住宅の場合、木材で2トン、壁で1トンの調湿能力があります)
また、冬通気部材が閉まった状態でも
約10%の通気を確保しており、
この通気により壁体内の湿気を少しずつ逃がします。
湿気が逃げるということは当然、
熱も逃げるということになりますが、
通気による熱の損失量はQ値に換算すると
0.06W/m2Kとなり、
非常に小さな値で建物の温熱を損なうことはありません。